活動報告

人生ねこ祭り?

rossian

昨夜、家に帰ると9匹のねこたちが迎えてくれた。
「やあ、みんなただいま。
今日はね、ネコ市ネコ座というねこだらけの催しに出かけてきたんだよ。」と報告するも、当のネコたちは
「それより早くごはんくれません?いつもより遅いのでもうペコペコなんですけど」と、わたしの話なんて全く聞く気もない様子。

朝起きて、ねこのトイレと食事の世話をし、近頃は仕事先でも20匹以上のねこの世話をし、帰宅して再びねこの食事とトイレの掃除をし、ねこに寝床を奪われ踏みつけられながら眠りにつく。

いったいこれはなんだ、と思う。
わたしの人生はいつからこんなにネコ祭りになってしまったんだろう。

そうして自分が動物愛護や保護活動の世界に関わることになったきっかけを思い出して見ると、犬とねこの殺処分や、野良猫問題などの現実を知ったことによって「ずいぶん気の毒なんだな、犬やねこは」と思ったのはもちろんだけど、私の場合はそれ以上に、それに関わる人々にフォーカスを当てていた。

わたしの全くあずかり知らぬところで、そういった問題に早くから取り組んでいる人たちがいることを同時に知って、なんだかその人達だけに問題を押し付けている気がしてならなかった。これは、もっとたくさんの人達で考えたりしたほうがいいことなのに、一部の人たちだけがえらく頑張ってしまってるようだったし、どうしてもっと広まっていかないのかなと考えた。それについて少しでも何かできればいいなと思ったのがきっかけだった。

色々と調べていくうちに、一番手っ取り早い解決方法は、こどものうちから動物の扱い方などについてしっかり学ぶことらしい、ということに辿り着いた。
ちょうど自分はねこを飼っているし子供もいる。
何かできることがあるんでは?と思いズルズルと現在に至る。

けど、その活動において想像以上に、たくさんの人との出会いや貴重な経験をしていくことになるとは思ってもなかった。
そんなことを考えながら「ああ疲れたわ」とウトウトする。
ネコたちはささっと食事を終えるとわたしの周りで好きなように遠慮無く寛いでいる。
外から虫の声が聞こえ、肌寒いので窓を閉めた。

静かになった6畳の部屋に人とねこ、いくつもの命が密集して眠る。
せっかく少し広い家に引っ越したのに暮らし方がまるで変わらない。
このように穏やかに眠れる夜を、動物や子供たちから奪う権利は誰にもないと思った。