活動報告

【まとめ】リンハクセン兄弟

初めて、ネコアパメンバーだけで保護して里親さんを見つけたツナグ活動。
いろいろな意味でわたしたちにとって大きな一歩となった兄弟のことを紹介させてください。

(以前に個人的にブログにかいたものの転載ですが)
3匹のこねこ兄弟を保護したのが、2013年10月の終わりでした。

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歯が生えかけている微妙な時期だったので、ミルクもあげたりしてどんどん大きくなりました。
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そして保護したものの、思い入れが強くなりすぎて手放す勇気が出ない、と
弱音を吐いたのが、年の明けた1月でした。
その後すぐにお世話になっているねこネットのNさんから連絡があり、背中を押してもらって2月の里親会に出すことに。

里親会に出すため血液検査をしに病院へ。
そこでせんちゃんに白血病の陽性反応が薄く出てしまった。

そのため3月の里親会には出られなくなってしまう。
ねこの白血陽性は、体のなかの抗体が菌をやっつければ治るそうで、すぐさま入院して抗体を強くする治療をしてもらう。
後日、改めて血液検査をした。

このときは、専門機関に提出して綿密に検査してもらう。
無事、陰性の結果が出たので3月の里親会に出すことに。

ずいぶん大きくなっちゃいました。
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当日、ケージに入った3匹はなかなか上手に愛想を振りまいていました。IMG_0941

おかげで、なんと3匹ともたいへん人気で、次々に抱っこをしてもらうことに。
面談もいくつかさせて頂くことができました。

希望欄に、自分が育てた子を選んでもらったことは本当にうれしかった。
ほかにもたくさんの魅力的なねこがいるなかでこれは本当に幸運なことだった。

里親会が終わり、調整をしてくれたNさんから連絡があった。
せんちゃんは1匹で、リンハクは兄弟でトライアルに出ることがきまったとのこと。

せんちゃんは、女の子だしけっこう気が強いほうだから一人でお姫様のほうに可愛がってもらうほうがいいと思っていた。その願いどおり、せんちゃんはとても優しそうなご夫婦のところへいくことになりました。
後日、お届けに伺いました。

部屋の隅々にきれいに手入れの届いていることはすぐわかりました。
テレビの脇に、先代のねこちゃんの遺影が大事に飾ってあり小さな花が添えられていた。きっと、これから十数年後、せんちゃんもこんなふうに大切に飾ってもらえるのか、嬉しいなぁと思いました。
せんちゃんは、到着してすぐにコタツに潜り込んでしまいました。

それから奥様が美味しいお茶とカステラを出してくださって、帰りには手土産まで用意してくれました。そこまでしてもらうと恐縮してしまったけど、素直に頂きました。すごく美味しいバームクーヘンでした。
数日後、ご夫婦から届いたメールによると、すっかりコタツが気に入ったせんちゃんの様子が。

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せんちゃんは、愛情たっぷりの新しい名前をもらって幸せに暮らしています。
ご夫婦はねこのベテランさんだし、せんちゃんもすっかり馴染んているぽい。
問題なさそう。

次に、リン&ハクはすごく仲良しでどちらも男の子で甘えん坊だから一緒がいいな、と思っていたのだけど、これまた希望通り兄弟でもらってくださるという神様のような希望者さんが現れました。もうほんとうに願ったり叶ったりだ。

リンハクの新しい家は、とってもおもしろいおうちでした。

里親会のときから、絶対にこの人にもらってもらいたい!と思っていたし、それはお届けに伺った日もやっぱりこの人で良かったと、嬉しいなと思えました。音楽と手作りのもので溢れた空間では、新しいものと古いものが混在していて、ここで、リンとハクはギターや鍵盤に囲まれて暮らすのかぁ、と思うとちょっとうらやましいくらい。

ここでも、美味しいコーヒーとケーキをよばれてしまった。
なんだかねこを利用して甘いモノを漁っているようで少し居たたまれなくもなってしまいます。

ねこを飼うのが初めてのRさんの家に、やんちゃざかりのねこの兄弟。
想像以上に大変!やっぱり無理です!って言われることもちょっと覚悟はしていました。

けどRさんからのメールには「これからもリンハクと永く暮らしたいと思っています。」とかかれていました。
嬉しかった。ああ、ねこでこんな調子じゃ娘が嫁にいくときは式にはとても出られないな…なんて。

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可愛いカゴのベッドを用意してもらって、いつもここで一緒に寝てるらしい。

そんなこんなで、今回は初めての橋渡し(ツナグ)という経験をしました。
運良く、最高のご縁に恵まれたおかげで覚悟していたさみしい気持ちはありませんでした。
むしろ、良かった!よかった!よかった!って心の底から何百回も言いたいくらい。

こういう活動を10年も20年も前からずーっと地道に続けている人たちがたくさんいます。
お金もかかるし手間暇もかかるが、こういう気持ちを経験すると、またがんばろう!と思えちゃうのかも。

後述:
どちらの里親さまも、その後も定期的に様子をメールでお知らせしてくださり嬉しい限りです。
ありがとうございます。

この3匹の母猫をTNRしたいと思ったものの姿を現さなくなってしまい捕獲できませんでした。
早くお母さんも手術してあげたいです。